妊娠32週から36週 |
胎児の発育 |
★胎児の状態
@ 体重1800〜2400g 身長40〜45cm
A 内臓がほとんど完成し、肺呼吸の準備が終了します
B 皮膚も張りが出て、髪の毛や爪も伸びてくる |
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★胎児の異常
この時期になると、胎児の内臓もほぼ形が出来てきます。臓器によって異常がわかるようになる時期は異なりますが外表奇形とともにだんだんと胎児の病気を含めて胎児診断が可能になってきます。
妊娠後半の超音波検査の主なチェック項目 → こちらへ |
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母体の変化 |
★正常な変化
@ おなかがせりだしてきて、ちょっと歩きにくくなることも在ります。階段は昇りよりも降りに注意してください
A 子宮に圧迫されて、一度にたくさん食べられなくなります
B 過呼吸や、足の付け根の靭帯が子宮に引っ張られる、などが原因で足をつりやすくなる
C お腹に妊娠線が出来ることも在ります
D 夜ベッドなどで横になると、時々下腹が張ることがあります。痛みを伴わず数回程度でおさまれば問題ありません
E 人によっては、腰や背中に痛みを感じ始めます
F 頻尿(オシッコの回数が増える)
G 外陰部や足に静脈瘤(血管が浮出てくる)が出来始める
H 時々長時間立っていたり、突然立ち上がったりすると軽い「めまい」を感じる事がある(意識を失ったり、1日に何度もある時は異常です!早めに主治医にご相談ください) |
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★母体の異常な変化
@ 1週間で500g以上体重が増加する時やむくみを感じ始めたときには、妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)に注意
A 頻回にお腹の張りや痛みを感じるときには、切迫早産・早産に注意
B 性器出血 → 切迫早産・頚管無力症・子宮内胎児死亡・頚管ポリープ・子宮頚部ガン・前置胎盤など
C 下腹部痛 → (上記に追加)子宮筋腫合併妊娠・卵巣のう腫・便秘・胎盤早期剥離・HELLP症候群・急性妊娠性脂肪肝(AFLP)
D 外陰部のかゆみやおりもの → 真菌性腟外陰炎(カンジダ性腟外陰炎)・細菌性腟外陰炎・トリコモナス腟外陰炎
E 動悸がする → 妊娠貧血? |