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出血がある
下腹痛や下腹部の張りを伴う
出血の色は赤い
血の塊は出ない
出血量は少ない
内診で子宮頚管ポリープや子宮腟部びらんを指摘されている

考えられる状況 妊娠の時期に関係なく子宮腟部びらんや子宮頚管ポリープがあると少量の出血を起こすことがあります。出血量は500円玉程度の赤い出血が下着やパンティーライナーに付く程度で、超音波検査で胎児などに異常を指摘されていなければ2〜3時間安静を保ってば、通常は止血します。子宮腟部びらんや子宮頚管ポリープで腹痛を起こすことは通常なく、妊娠による生理的な痛みや子宮収縮などによる腹痛と考えられます。
極まれですが不妊治療後の妊娠では内外同時妊娠といって、双胎妊娠で子宮内妊娠と子宮外妊娠がある場合もあります。
 
   
注意点 わずかな腹痛を伴い、おりものに少量の血液(血液様物質)が混ざっているときは、しばらく様子をみて良いと思いますが、突然下腹部痛と出血が起こった場合は流産の始まりかもしれません。妊婦健診で胎児や胎児の心拍を確認していても流産してしまうこともあります。安静にしていても腹痛や出血などの症状が悪化するときは、早めに診察する必要があります。 
   
考えられる病名 1)子宮腟部びらん
子宮腟部びらんだけでは痛みを起こすことはありませんが、少量の出血を起こすことがあります。妊娠の生理的な痛みや張りを感じているときに、子宮腟部びらんからの出血が重なっただけかもしれません。
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2)子宮頚管ポリープ

子宮腟部びらんと同様にお考えください。子宮頚管ポリープだけでは痛みや張りを起こすことはありません。
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3)切迫流産〜各種流産
妊娠初期の腹痛の原因で最も多く、下腹部の真中(陰毛の直ぐ上)あたりの鈍痛があります。出血はあっても少量です。このような痛みを感じた場合は、まず安静にして症状が治まるのを待ってください。もしも時間が経って腹痛や出血が悪化する場合は早めに主治医に相談してください。

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4)絨毛膜下血腫
何らかの原因によって胎盤の絨毛膜と脱落膜の間に出血を生じて血腫(血の塊)を生じる状態をいいます。多くの場合不正性器出血で発見されます。厳密には切迫流産や切迫早産と分けて考えられていますが、それらの初発症状であることもあり出血量が増えれば(血腫が増大すれば)流産や早産を起こします。
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5)前置胎盤(低置胎盤)の可能性
子宮腟部びらんだけでは痛みを起こすことはありませんが、少量の出血を起こすことがあります。妊娠の生理的な痛みや張りを感じているときに、子宮腟部びらんからの出血が重なっただけかもしれません。
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