パーマとカラーリング |
妊娠する前は気にせずに行っていたことでも、妊娠を期に心配になってしまうことはたくさんあります。
特に美容室で行うパーマやカラーリングなどは、薬剤を使うので心配されるお母様も大勢いらっしゃいます。 |
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美容室で使う薬剤について |
通常パーマやカラーリングに用いる薬剤は、薬事法の医薬部外品になります。言い換えれば化粧品と同じような扱いをされています。
パーマの原理は、髪の毛の蛋白質同士のシスチン結合という強固な結合をパーマ液1剤によって切断し、2剤にで再結合させる一種の酸化還元反応です。
「医薬部外品でも100%安全なの・・?」や「頭皮や顔についた薬剤が吸収されて胎児に影響が・・?」など心配されますが、だからといって胎児に影響があったという報告もありません。 |
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注意が必要なこと |
美容室でパーマやカラーリングを行うことに関して、過剰な心配をする必要はないと思います。
ただ、妊娠時期によって注意を要することがあります。
妊娠初期は、パーマやカラーリングに使う薬剤の臭いで気分が悪くなる方もいます。
妊娠中期〜後期では、長時間同じ姿勢でイスに座っていると腰痛や静脈血栓症の原因になり、シャンプー台で仰向けに寝ると「仰臥位低血圧症候群」を起こして気分が悪くなることもあります。
美容師さんと相談して、時々イスから立ち上がって身体を動かしてください。
心配をする前に、オシャレをして日ごろのストレス解消をしてください。 |
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関連語句 |
仰臥位低血圧症候群・・・こちらへ
静脈血栓症・・・こちらへ |