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下腹部痛
出血は無い
下腹部の左右どちらかが痛い
便秘や下痢などの症状がある

考えられる状況 妊娠が成立すると、妊娠中に増加するプロジェステロンという女性ホルモンの働きで大腸の運動性が低下し(弛緩性便秘)、さらに妊娠継続によって増大した子宮によって圧迫されるために排泄遅延が起こり大腸で通常以上に水分を吸収され過ぎて悪化すると考えられています(直腸性便秘)。
下痢と妊娠の関係については、に関しては、未だに明確な報告がされていません。
 
   
注意点  便秘は40〜50%の妊婦さんに認められるといわれています。しかし妊娠以前から便秘しがちな方は日頃から、適度な運動や繊維質の多い食生活に心掛けることが大切です。浣腸などは流産や早産の危険性があるため医師の指示がない限り控えてください。現在お使いの下剤がある方は医師に使用許可を取って内服してください。薬の無い方は医師にマイルドな下剤を処方してもらいましょう。下剤の常用は胎児に大きな問題はありませんが、日頃からの心がけを大切にしてください。
下痢に関しては、ウイルス性腸炎、食中毒やその他の原因を調べたうえで、問題の無いものであれば整腸剤などでフォローアップします。
 
   
市販薬をお持ちの方 ご自宅に常備薬のある方は、下記よりお確かめください。

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