一般市販されているほとんどの胃腸薬は、成分を胎児に影響の少ない薬物で構成しているようです。生薬を配合されているものが目立ちますが、これらもヒトおよび動物実験において催奇形性を肯定する報告はされていか、妊娠に対する注意事項はありません。スクラルファートのように胃腸から吸収されない成分もあります。ただ塩酸ジサイクロミンだけが、黒人に多指症を起こしたと報告がありますが因果関係については不明です。
比較的安全な成分構成されているもの
ほとんど全ての市販薬は、心配ないと思われます。
ソルマック
キャベジンコーワ消化薬S
キャベジンAコーワ
新大正胃腸薬
新サクロンプラス
センロック錠 同顆粒
中外胃腸薬S
タケダ胃腸薬21 タケダ漢方胃腸薬A
新ビオフェルミンS細粒 同錠
ビオフェルミン下痢止め
正露丸 大幸セイロガ糖衣A
新ファイナー3 同錠
パンシロンクールNOW
パンシロンワンショット
パンシロントリム三層錠
パンシロ01
新三共胃腸薬錠
イノセアグリーン
ロートAZ胃腸U
タナベ胃腸薬調律顆粒 同錠
太田胃散 同チュアブル
ストッパ下痢止め
ストッパエル
シオノギS胃腸薬顆粒
ザ・ガード整腸錠
ガスピタン
比較的安全な成分構成ですが、一部の成分に若干の危険性を含むものがあるもの
銅クロロフィリンナトリウム(カリウム)は、妊娠初期に内服した症例で奇形を起こしたという報告がありました。
DHC胃腸薬
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