| 考えられる状況 | 妊婦さんは妊娠中に増加するプロゲステロンというホルモンによって非妊娠時よりも「むくみ」やすい状態にあります。以前「むくみ」(浮腫)は、妊娠中毒症の症状の1つでしたが近年、妊娠中毒症は「妊娠高血圧症候群」に変更され症状も高血圧と蛋白尿の2つに絞られて、「むくみ」(浮腫)は外されました。しかし「むくみ」(浮腫)が悪化する場合は「妊娠高血圧症候群」に移行する可能性かあり注意が必要です。 | 
    
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            | 注意点 | 「むくみ」(浮腫)が夕方や夜に悪化するが、睡眠を十分取った朝には消えている方はあまり心配ありません。しかし体重の増加が標準以上で朝方に「むくみ」を確認できる方は注意が必要です。さらに高血圧症や慢性腎炎などの既往や治療中の方は、十分な管理が必要です。 | 
    
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      | 考えられる病名 | 1)妊娠高血圧症候群 以前は妊娠中毒症といわれていましたが、近年「妊娠高血圧症候群」と呼び名が変わりました。症状は高血圧症と蛋白尿で、胎児のみならず母体の生命にかかわることがあります。一方妊娠中毒症の症状のひとつであった「むくみ」は妊娠浮腫として別に考えられ、妊娠高血圧症候群の予備軍として扱われています。
 
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 2)慢性腎炎の既往のある方
 
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