| 考えられる状況 | 妊娠初期は、基礎体温の高温相が持続します。妊娠を維持させるために、胎盤が完成するまで排卵後の卵巣からプロゲステロン(女性ホルモン)の分泌が持続するためです。妊娠12週を過ぎてくると基礎体温は低下し始めます。 | 
    
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            | 注意点 | 微熱(37℃前後)だけで他の症状が無ければ心配ないと思われますが、夜間になるとさらに熱が上がる、寝汗、妊娠以前からの病気があるなど妊娠以外の症状が考えられる方は、早めに主治医にご相談ください。 また、妊娠初期に基礎体温が徐々に下がり始めた場合、流産の可能性も考えられます。
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      | 考えられる病名 | 1)妊娠による基礎体温の高温相持続 超音波検査で胎児と胎児心拍が確認されている場合は、特に問題ないと思われます。ゆっくり赤ちゃんの発育を待ちましょう。
 
 2)子宮外妊娠
 この時期になっても超音波検査で子宮内に胎児を確認できていない場合は、子宮外妊娠の可能性もあります。主治医の指示に従い経過観察してください。
 
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 3)絨毛性疾患など
 まれですが、胞状奇胎や同疾患の再発なども基礎体温を高温相に保つ場合もあります。
 
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