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超音波診断で異常を指摘された
胞状奇胎(ぶどう子)の可能性があるといわれた

考えられる状況 絨毛とは、妊娠初期子宮内膜に着床した際の受精卵表面に形成される組織で妊娠経過と共に胎盤と卵膜になります。この絨毛の発生過程において正常の発育をせずに絨毛内に水分の貯留が起こってしまう状態(嚢胞化)を胞状奇胎(絨毛性疾患)といいます。頻度は全妊娠の約0.07%程度とされていますが胞状奇胎処置後も続発変化として転移や悪性化することも有り厳重なフォローアップが必要な疾患です。 
   
注意点 胞状奇胎に特有な症状は有りません。

@正常妊娠に比べて「つわり」が強い。(双子や多胎妊娠などでもあります。)
A不正出血がある。(切迫流産や流産などでもあります。)
B正常妊娠に比べて子宮が柔らかく大きい
C胞状奇胎の約30%〜40%に卵巣に黄体嚢胞を認める事があります。(正常妊娠にも確認する事があります)

診断は超音波検査によって行われ、手術的に処置をします。また胞状奇胎の細胞はガンのように転移して後に絨毛腫瘍になる可能性があるため、しばらくの間、避妊期間をおいて再発の無いことを確認します。
 
   
胞状奇胎 詳しくは・・・→ こちらへ
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