Technical Bulletin on Exercise in
Pregnancy
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(アメリカ産婦人科学会によるマタニティスポーツのガイドライン)
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妊娠・産褥期間中 |
@規則的な運動(少なくとも週3回)のほうが,継続的な運動よりも好ましい.競技的な運動は避ける.
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A暑くて湿度の高い気候の時や発熱時には,激しい運動は行わない.
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B瞬発性の運動(急にカを入れたり,飛び跳ねるような動作)は避ける.ショックを避け,しっかりした運動が得られるために木の床やカーペットが敷かれた床の上で行う.
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C結合織がゆるんでいるので,関節の深い曲げ伸ばしは避ける.関節も不安定なので跳躍,振動,急激な方向転換などは避ける.
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D激しい運動の前には5分間ほど筋肉のウオーミングアップを行う.そのためにはゆっくり歩行するか,抵抗の少ない据え付けの自転車を使用する.
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E激しい運動の後には,身体を静止した伸展運動などを行って,漸次運動を弱くするようにする.結合織がゆるんで関節の障害を受けやすいので,伸展運動は抵抗が最高となる前のところで止める.
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F運動のピーク時で心拍数を測定する.医師と相談して定めた心拍数および限度を超えないようにする.
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G起立性低血圧を防ぐには,床から徐々に起き上がるようにする.足を使う運動のいくつかは,短期間に止める.
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H脱水症を防ぐために,運動前後にも自由に水分をとらせる.必要なら水分補給のため運動を中断してもよい.
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I座っていることの多い生活様式の女性には,ごく軽い運動から始め,少しずつ運動強度を増す.
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J何か異常な症状が現れたら直ちに運動を中止し,医師に相談する.
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妊娠中 |
@母体の心拍数は毎分140以内とする. |
A激しい運動は15分以内とする. |
B妊娠16週以降は仰臥位での運動は避ける. |
Cバルサルバの操作(口と鼻を閉じて無理に息を吐く動作)を用いる運動は避ける. |
D妊娠のために必要な余分のエネルギーに,さらに運動のために必要なエネルギーを加えたカロリー摂取が必要である.
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E母体の体温は38℃以下に保つ。
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