HOME  症状  検査  妊娠週数  分娩経過  産後経過  新生児  さくいん  

Presented by Kitramura-Hosp.com


症状 よくある質問 検査結果 妊娠週数 分娩経過 産後経過 新生児  さくいん おすすめ商品
 細菌性尿路感染症 
 膀胱炎 
 膀胱炎は頻度の高い感染症です。原因は尿道口(外陰部)から膀胱に向かって細菌が感染する上行感染です。 
   

分類

単純性膀胱炎  女性に多く、尿路に他の病気が無く急性感染症の感染症

複雑性膀胱炎  高齢男女に多く、尿路に何らかの病気や機能異常があり多種の細菌感染を起こす可能性があり慢性化しやすい
   
症状 @ 排尿時痛
A 頻尿
B 残尿感
C 尿の混濁
 
   

原因菌

単純性膀胱炎  大腸菌が80%、その他グラム陰性桿菌
(プロテウス、ミラビリス、肺炎桿菌など)

複雑性膀胱炎  大腸菌、腸球菌、緑膿菌が3大原因菌です。
   

治療

単純性膀胱炎  主に尿から排泄される抗生物質を内服して治療します。

複雑性膀胱炎  尿路にある基礎疾患を治療しないと、再発を繰り返す可能性があります。
   
 腎盂腎炎(腎盂炎) 
腎盂腎炎は、何らかの原因で大腸菌などの細菌が尿道〜尿管を伝わって腎盂に侵入して腎臓に炎症を起こし発症します。
   
症状 生後6ヵ月以内の乳児では男児に多く、以後は女性(女児)に多く発症します。また高年齢の男性で前立腺肥大があると発症しやすいといわれています。

@ 発熱
A 側腹部痛や腰痛(背部の腎臓付近を叩くと痛みが増す)
B 倦怠感
C 悪心や嘔吐
 
   
治療 症状にもよりますが、早期治療を行なうために入院して抗生物質の点滴治療を行ないます。 
   
予後 治療開始時期が遅れると、治癒後も腎臓内に炎症により瘢痕化してしまい腎臓機能低下を起こすことがあります。
また、6ヵ月以内に再発することがあり、しばらくは定期的な検査が必要です。
 
 Copyright (C) 2009.internethospital. All Rights Reserved.